駿河屋小倉工場見学
2019年 01月 12日
10時集合。広い駐車場に車を止めて、正面カフェへ。
ここで本日ご案内いただいた総務部長河合さんから見学コースの概要を説明していただいた。
工場内も大変明るく、見学通路から製造風景も見ることが出来ます。
ただ、お菓子は朝早くから製造して出荷されますので、10時では大半の製造が終わってましたが・・・
次いで壁に掲示された駿河屋さんの歴史の説明を受けました。
戦国時代、豊臣秀吉が大茶会に紅羊羹を引き出物として用い、大絶賛されて全国に広がった。
元和元年(1619)徳川頼宜公の御国替えに伴い和歌山へ移り、現在地(和歌山市駿河町)を御用本店とした。
その後、羊羹は更に改良を続け、万治元年(1658)寒天を用いた練羊羹の製法を確立した。(現在の羊羹の元祖)
紀伊名所図会に載っている江戸時代の駿河屋
貞享2年(1685)第5代将軍綱吉公のご息女鶴姫が紀州家にご降嫁なられた折に、姫様と同じ名前は憚られると「鶴屋」を返上し、德川家ゆかりの「駿河屋」の名を賜った。
駿河屋の皆様、大変お世話になり有難うございました。
元小倉村村長西川氏宅前の道路を歩く。
更に南へ、田園風景の中を光恩寺へ。正面は高積山。
光恩寺山門と本堂
和歌山城の御台所を移設した庫裏
帰りに立ち寄った井口宅の庭のヒメコマツ。県指定文化財天然記念物。
今日は好天に恵まれ、楽しく工場見学と周辺の散策をしました。
年内、春か秋に工場見学と小倉から布施屋までの大和街道周辺のウオーキングを計画したいと考えています。
(管理人)
by wyamabiko | 2019-01-12 16:53 | わいず倶楽部