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駿河屋小倉工場見学




 H31.1.10.わいず倶楽部和歌山交流会世話人会の有志で、駿河屋小倉工場さんの見学をさせて頂きました。
10時集合。広い駐車場に車を止めて、正面カフェへ。
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大変清潔で明るいカフェと販売コーナーです。
ここで本日ご案内いただいた総務部長河合さんから見学コースの概要を説明していただいた。

工場内も大変明るく、見学通路から製造風景も見ることが出来ます。
 ただ、お菓子は朝早くから製造して出荷されますので、10時では大半の製造が終わってましたが・・・
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名物の和歌浦せんべいです。一枚一枚検査しながら丁寧に作られています。

次いで壁に掲示された駿河屋さんの歴史の説明を受けました。
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創業は室町時代中期寛正2年(1461)、初代岡本善右衛門が山城国伏見船戸の庄で饅頭処の商いを始めた。
戦国時代、豊臣秀吉が大茶会に紅羊羹を引き出物として用い、大絶賛されて全国に広がった。

元和元年(1619)徳川頼宜公の御国替えに伴い和歌山へ移り、現在地(和歌山市駿河町)を御用本店とした。

その後、羊羹は更に改良を続け、万治元年(1658)寒天を用いた練羊羹の製法を確立した。(現在の羊羹の元祖)
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本の字饅頭
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米麹の発酵力で生地を仕上げ酒の香りがほんのりとする饅頭で、時間をおいても美味しく味わえる為、德川家が参勤交代の携行食としても重宝されました。

紀伊名所図会に載っている江戸時代の駿河屋
 貞享2年(1685)第5代将軍綱吉公のご息女鶴姫が紀州家にご降嫁なられた折に、姫様と同じ名前は憚られると「鶴屋」を返上し、德川家ゆかりの「駿河屋」の名を賜った。
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約1時間の見学後カフェでお茶とお菓子を戴きました(*^。^*)
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当日参加した世話人の皆さん。
駿河屋の皆様、大変お世話になり有難うございました。
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この後近くの和歌山城ゆかりの光恩寺の見学に行きました。
元小倉村村長西川氏宅前の道路を歩く。

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更に南へ、田園風景の中を光恩寺へ。正面は高積山。
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光恩寺山門と本堂
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和歌山城の御台所を移設した庫裏
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帰りに立ち寄った井口宅の庭のヒメコマツ。県指定文化財天然記念物。
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今日は好天に恵まれ、楽しく工場見学と周辺の散策をしました。
年内、春か秋に工場見学と小倉から布施屋までの大和街道周辺のウオーキングを計画したいと考えています。
                            (管理人)






by wyamabiko | 2019-01-12 16:53 | わいず倶楽部  

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